論文詳細

発行年度 2018年度
巻名-号名 第 11 巻 - 1 号
筆頭著者 見目智紀
北里大学医学部 整形外科学
共同著者
タイトル 肩の診かた,治しかた,考えかた
要約 慢性的な肩関節痛と挙上制限の原因を疼痛と可動域制限の違いから凍結肩系と肩峰下インピンジメント症候群,腱板断裂系の2つに大きく分けて考えると把握しやすい.凍結肩系は主に関節包の障害と考えられ,全方向に可動域制限や動作時痛が出現する.肩峰下インピンジメント症候群系は上腕骨頭の上方化による腱板筋付着部と肩峰下の衝突で痛みを生じ,挙上方向と比べ下垂位での外旋可動域制限は起こりにくい.両者の比較をする上で仰臥位肩内転位での他動的外旋可動域評価は肩関節障害の病態把握に簡便で有益な情報と考える.リハビリテーション上,凍結肩では疼痛の強い時期は肩甲帯の筋緊張緩和を図り,痛みの改善に合わせて肩甲上腕関節の可動域改善を図る事が重要と考える.肩峰下インピンジメント症候群や腱板断裂では肩甲帯と腱板機能の改善を図る.腱板機能訓練では姿勢と負荷量を変える事で代償運動を抑制しつつ腱板筋の促通が行う事が可能である.
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