| 発行年度 |
2018年度 |
| 巻名-号名 |
第 11 巻 - 1 号 |
| 筆頭著者 |
大本慎也 JA北海道厚生連 帯広厚生病院 医療技術部 作業療法技術科 |
| 共同著者 |
本宮真
JA北海道厚生連 帯広厚生病院 整形外科 手外科センター
渡辺直也
JA北海道厚生連 帯広厚生病院 整形外科 手外科センター
山本和洋
JA北海道厚生連 帯広厚生病院 医療技術部 作業療法技術科
安井啓悟
JA北海道厚生連 帯広厚生病院 整形外科
岩渕達也
JA北海道厚生連 帯広厚生病院 医療技術部 理学療法技術科
|
| タイトル |
ハンドセラピィ患者における肩関節障害の検討 |
| 要約 |
手外科疾患において経過中に肩関節障害が合併することが知られているが,詳細な報告は少ない.本研究の目的は,外傷後のハンドセラピイ患者における肩関節障害の発症頻度を調査し,発症時期と発症要因に関して検討することである.2015年からの2年間に外傷後にハンドセラピィを処方された全症例を調査対象とした.対象症例は317例318肢あり,そのうち13例14肢(男8肢,女6肢,平均年齢49歳)に肩関節障害を認めた.肩関節障害の発症時期は,急性期が2肢,亜急性期10肢,慢性期2肢であった.発症要因として,不動のみが関与するものが7肢,不動と直接的外力によるものが2肢,不動と代償によるものが1肢,直接的外力のみが1肢,代償のみが3肢であった.受傷時に肩関節への直接的外傷がなくとも肩症状を発症する可能性があり,亜急性期以降に発症することも多いことが明らかとなった.作業療法士は患者と接する時間が長いため,肩症状のみならず,合併症の早期発見の役割を担っていく必要がある. |