| 発行年度 |
2018年度 |
| 巻名-号名 |
第 11 巻 - 2 号 |
| 筆頭著者 |
浅田雅樹 神戸労災病院 中央リハビリテーション部 |
| 共同著者 |
池本和子
神戸労災病院 中央リハビリテーション部
黒木圭佑
神戸労災病院 中央リハビリテーション部
山田陽子
神戸労災病院 中央リハビリテーション部
山口陽子
神戸労災病院 中央リハビリテーション部
金谷貴子
神戸労災病院 整形外科
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| タイトル |
Dupuytren拘縮に対するハンドセラピィ比較―コラゲナーゼ注射治療後と手術治療後を比較して― |
| 要約 |
Dupuytren拘縮に対する治療法として,手術治療以外にコラゲナーゼ注射治療が可能となった.今回,注射治療後ハンドセラピィプロトコールを考案し,4週経過時の結果を手術治療後ハンドセラピィと比較検討した.注射治療群(C群)では注射後4週以内に腫脹,運動時痛は消失し,MP関節伸展制限は平均5.9°(20°~0°),屈曲は全12指full grip可能であり,ハンドセラピィを終了とした.手術治療群(S群)では4週経過時にも腫脹,創部痛が5指(42%)に残存し,MP関節伸展制限は平均10.7°(30°~0°),屈曲は7指(58%)にfull grip困難が残存した.そのため,4週以降も8指(67%)がハンドセラピィの継続を必要とした.MP関節伸展制限改善は両群とも認め,角度に関してはC群が有意に改善した.コラゲナーゼ注射治療は“切らない治療法”であり,侵襲が少ないことが手術加療群に比べて早期にハンドセラピィを終了に繋がったと考えた. |