| 発行年度 |
2018年度 |
| 巻名-号名 |
第 11 巻 - 2 号 |
| 筆頭著者 |
坂幸太郎 埼玉成恵会病院 リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
阿部幸一郎
東京手の外科・スポーツ医学研究所
山﨑裕介
埼玉成恵会病院 リハビリテーション科
石川真沙季
埼玉成恵会病院 リハビリテーション科
加藤直樹
埼玉手外科研究所
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| タイトル |
24年間放置された陳旧性手指屈筋腱断裂に対する後療法の経験 |
| 要約 |
陳旧性屈筋腱損傷とは受傷後3週以上経過した屈筋腱損傷を指すが,20年以上に渡って放置された陳旧性屈筋腱損傷は稀なケースである.今回,24年間放置された手指屈筋腱断裂に対する後療法を経験した.本症例は,セラピィ開始直後において関節拘縮や腱滑走に大きな問題がなかったものの,手指自動屈曲不全を認めていた.術後6週よりミラーセラピィを導入し,その後手指自動屈曲不全の改善が得られた.セラピィ終了時の%TAMは示指73%,中指75%であり,つまみ・握り動作とも術前より変化がみられ本人の満足度も高かった.長期に及ぶ陳旧例では運動の忘却や中枢機能が関連していると考え,ミラーセラピィを実施したことが手指自動屈曲不全の改善の一助となったと考える. |