| 発行年度 |
2018年度 |
| 巻名-号名 |
第 11 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
山田ともみ 国民健康保険能美市立病院 リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
角口孝文
国民健康保険能美市立病院 整形外科
西村誠次
金沢大学 医薬保健研究域保健学系
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| タイトル |
橈骨遠位端骨折に合併したDRUJ不安定症に対するスプリント療法の効果 |
| 要約 |
当院で橈骨遠位端骨折と診断され,掌側ロッキングプレート術を施行された者のうち,TFCC損傷が疑われDRUJ不安定症を呈した者7例7手に対し,橈尺側からDRUJを挟みこむように圧を加え固定するスプリントを作製し,その効果について検討した.対象者には握力をスプリント装着別で測定し,4週後の痛みの程度についてVASを用いて評価した.また,スプリント装着時期と期間,最終評価時の回内外ROM及び家事を遂行できているかについて評価した.結果,スプリント装着時の握力が有意に大きく,痛みも有意に改善した.一方で6例に健側比90%以下の回内外ROM制限が残存した.今回,橈骨遠位端骨折に合併したTFCC損傷に対するスプリント療法について,握力を用いて即時効果を示すことができた.しかし,DRUJを制限することによるROM制限も生じており,DRUJの安定とともに可動域制限につながったのではないかと考える. |