論文詳細

発行年度 2018年度
巻名-号名 第 11 巻 - 3 号
筆頭著者 川口稚乃
名古屋掖済会病院 リハビリテーション部
共同著者 稲垣慶之
名古屋掖済会病院 リハビリテーション部
太田英之
名古屋掖済会病院 整形外科・リウマチ科
渡邉健太郎
名古屋掖済会病院 整形外科・リウマチ科
タイトル 外傷性肘関節伸展拘縮に対する観血的関節授動術後の屈曲維持用スプリント使用例の治療成績
要約 肘関節に伸展拘縮を残す場合に観血的関節授動術が選択されるが,再拘縮の予防や短縮した上腕三頭筋に対しては術後の伸張訓練が不可欠である.そこで当院では術後の上腕三頭筋の伸張を目的に夜間に屈曲維持用スプリントを使用してきたので,その治療成績を調査した.外傷性肘関節伸展拘縮に対して観血的関節授動術を行った7例7肘に対し,肘関節可動域とHand20スコアを調査した.症例は男性が4例,女性が3例,平均年齢は40.5歳で,上腕骨内上顆骨折が2例,外側側副靭帯損傷が1例,開放性モンテジア骨折が1例,上腕骨通顆骨折が1例,肘頭骨折が1例,肘頭・橈骨頭骨折が1例であった.肘関節平均可動域は術前が屈曲95.7°,伸展-27.8°,術中が屈曲121.4°,最終時が屈曲126.4°,伸展-19.2°,Hand20平均スコアは術前が47.9点,最終時が15.1点であった.本スプリントを使用することで再拘縮の予防と獲得可動域の維持,上腕三頭筋の短縮の改善につながり術後早期に良好な結果が得られたと考える.
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