| 発行年度 |
2018年度 |
| 巻名-号名 |
第 11 巻 - 4 号 |
| 筆頭著者 |
有光幸生 医療法人瑞洋会 田中整形外科病院 リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
大石大
高知大学医学部附属病院 リハビリテーション部
野口政隆
医療法人瑞洋会 田中整形外科病院 整形外科
田中康
医療法人瑞洋会 田中整形外科病院 整形外科
|
| タイトル |
犬咬創骨折後に遺残した疼痛へのセラピィ経験 |
| 要約 |
本稿では,動物咬創に伴う左環指中節骨々折後,可動域は改善したものの遺残した神経障害性疼痛により家事動作の遂行が困難となった症例の痛みマネジメントについて報告する.疼痛コントロールとしては経皮的神経電気刺激(transcutaneous electrical nerve stimulation;TENS)を用い,即時効果が得られた.また,痛覚過敏を示す接触面を詳細にマッピングし,家事動作における手のフォームと接触面の指導を基盤とした段階的活動暴露を展開した.結果,受傷後約43週で疼痛コントロールが得られ,家事動作が可能となり,「生活する手」の再獲得に至った.本結果は,手の疼痛マネジメントの成功例としてハンドセラピィの新たな一面を示している. |