| 発行年度 |
2018年度 |
| 巻名-号名 |
第 11 巻 - 4 号 |
| 筆頭著者 |
秋山洋輔 獨協医科大学埼玉医療センター リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
佐野和史
獨協医科大学埼玉医療センター 整形外科
高橋里奈
獨協医科大学埼玉医療センター リハビリテーション科
橋本智久
獨協医科大学埼玉医療センター 整形外科
大関覚
獨協医科大学埼玉医療センター 整形外科
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| タイトル |
Pain Vision®によるCRPSの疼痛評価の経験 |
| 要約 |
【目的】不可解な疼痛を伴う複合性局所疼痛症候群(Complex Regional Pain Syndrome:CRPS)症例に対してPain Vision®を用いた疼痛評価を経験し,その有用性を検討した.【対象・方法】対象はCRPSと診断された患者でPain Vision®による測定が行えた6例.内訳はtype1が2例,type2が4例.方法は安静時痛をPain Vision®による測定で得られる痛み度とVASによって経時的に評価し,同時にSW-test,DASH-JSSHによる評価を行った.Pain Vision®は疼痛ではなく異種感覚を生じるパルス状電流波の刺激を徐々に増加させ,被験者が初めて感じた最小の電流刺激である電流知覚閾値と,被験者の持つ疼痛と同等な電流刺激量である痛み対応電流値を測定する装置である.痛み度は得られた測定値の差から算出する.【結果】痛み度は概ねVASの減少とともに減少し,痛み度の改善度はVASと比較し大きかった.SW-test,DASH-JSSH scoreの改善と同様に疼痛にも改善がみられた.【考察】Pain Vision®による疼痛評価は,CRPS症例が抱える疼痛を客観的に理解する一助になり得ると思われ,ハンドセラピィ場面においても活用が期待されるものと思われた. |