論文詳細

発行年度 2018年度
巻名-号名 第 11 巻 - 4 号
筆頭著者 椙田芳徳
山口県済生会下関総合病院 リハビリテーション科
共同著者 安部幸雄
山口県済生会下関総合病院 整形外科
髙橋洋平
山口県済生会下関総合病院 整形外科
タイトル 尺骨突き上げ症候群に対する尺骨短縮術のリハビリテーションの小経験
要約 尺骨突き上げ症候群に対して尺骨短縮術が行われた16例18手のリハビリテーションを経験したので報告する.経過観察期間は平均11.5か月,男性7例,女性9例,手術時年齢は平均39.7歳,損傷側は右12手,左2手,両側2例であった.術前のMayo Wrist Score(MWS)は56.2,good1手,fair9手,poor8手であり,DASHは35.2であった.TFCC損傷は16手(88.9%),月状三角骨靭帯損傷は9手(50.0%),舟状月状骨靭帯損傷は1手(5.6%)に認めた.術後はcast固定とし,術後4週より手関節装具に変更し,関節可動域訓練,筋力増強訓練を開始,骨癒合とともに装具を除去し重作業を許可した.鏡視下TFCC縫合術を行った例は,同様に術後4週より可動範囲を制限して関節可動域訓練を開始,術後6週より制限なく関節可動域を拡大し,装具装着下に筋力増強訓練を開始した.術後3か月以降に,骨癒合の獲得を前提として装具を除去し重作業を開始した.最終観察時では,MWSは90.6,excellent6手,good11手,fair1手,DASHは6.1であった.Fairの1 手は偶発的な事故により成績不良であり,偽関節など有害事象はなく臨床成績は概ね良好であった.
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