| 発行年度 |
2019年度 |
| 巻名-号名 |
第 12 巻 - 1 号 |
| 筆頭著者 |
大森みかよ 聖マリアンナ医科大学病院 リハビリテーションセンター |
| 共同著者 |
畑中康志
聖マリアンナ医科大学病院 リハビリテーションセンター
朱佳代
聖マリアンナ医科大学病院 リハビリテーションセンター
仁木久照
聖マリアンナ医科大学 整形外科教室
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| タイトル |
痛みの管理-急性期管理について- |
| 要約 |
痛みはハンドセラピィの進行に影響を与える重要な因子であり,患者の生活の質を左右する.ハンドセラピストによる痛みの管理は,セラピィの始まりから速やかにそして途切れることなく行われることが重要である.外傷後あるいは術後早期からのハンドセラピィが主流になりつつある現在,痛みにどのように対処するかについての患者教育は重要性を増している.炎症に伴う侵害受容性疼痛に対するクーリングや高挙法などの患者指導は,十分にモニタリングされ,フィードバックされる必要がある.痛みの管理として,急性期の痛みに関わるセラピストの知識向上,急性炎症の対処におけるモニタリング,認知行動療法的な関わりをセラピィに取り入れる工夫は,痛みの恐怖–回避モデルで示される痛みからの回復ルートを強化し,慢性疼痛への移行を防ぐだけでなく,可及的早期の機能改善とQOL向上をもたらすと考える. |