論文詳細

発行年度 2019年度
巻名-号名 第 12 巻 - 2 号
筆頭著者 及川友和
にしかわ整形外科・手の外科クリニック
共同著者 西川真史
にしかわ整形外科・手の外科クリニック
タイトル 手指靭帯損傷 - 外傷手のセラピィ戦略 スプリンティングを中心に -
要約 手指靭帯損傷は,日常の診療で多く遭遇する疾患である.適切な治療が行われずにいた場合には,疼痛および関節の不安定性や拘縮が残存しADL障害を来す.このため,手外科医による的確な診断と適応に従い治療を進める必要のある疾患である.ハンドセラピィではスプリントを用いた治療(スプリンティング)があり,筆者の施設でも多くの処方があり実施している.スプリントは,その適応と期待される効果が必要である.そして,対象となる関節の解剖学的特徴を理解することも重要である.スプリントの利点は,症状に合わせて静的または動的スプリントに変化させることが可能である.このため,評価と機能訓練などが反映され,セラピストが訓練時に行う固定や運動を再現することで良好な結果が得られる.スプリンティングは手指靭帯損傷の治療戦略として有効な手段のひとつと考える.
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