| 要約 |
重度複合組織損傷である上肢major amputationに対しては積極的に再接着が行われるようになっている.特に前腕腱部での再接着では成績が良好とされ,美容的外観の点からも再接着の絶対的適応とされる.再接着後に安定した血行が確認されれば早期よりセラピィを開始する.セラピィを実施する際には血行のモニタリングを行い,拘縮の発生に注意しながら,修復組織を損傷しないように進めていく.術後6週からはMP関節伸展ブロック付スプリントを作成し,内在筋マイナス手の発生を予防する.獲得された運動機能をより有効なものにするためには耐寒性の低下を含めた異常知覚のコントロールが重要であり,手関節にparesthesiaを自覚するようになった時点からdesensitizationを開始することが肝要となる. |