| 発行年度 |
2019年度 |
| 巻名-号名 |
第 12 巻 - 4 号 |
| 筆頭著者 |
坂幸太郎 埼玉慈恵病院 リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
阿部幸一郎
東京手の外科・スポーツ医学研究所
福本恵三
埼玉慈恵病院 埼玉手外科マイクロサージャリー研究所
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| タイトル |
片側性指神経損傷に対するSemmes Weinstein Monofilament Test測定部位の検討-指腹部を細区分した方法を用いて- |
| 要約 |
片側性指神経損傷を疑う症例に対して,当院では指腹部を細区分した方法で術前にSemmes Weinstein Monofilament Test(以下,SWT)を実施している.今回は神経の完全断裂を認めた14例15指を対象に,術前SWTの結果から神経損傷の有無を判定する測定部位を検討し,また術前評価におけるSWTの有用性について考察した.方法は,測定部位を固有指神経領域の中で外側・中央・内側に分類して調査を実施した.全例中,測定不能及び赤の割合を算出した結果,外側が93%,中央が80%,内側が60%であり,外側において測定不能及び赤の割合が最も多かった.指腹部では重複神経が存在すると言われており,その影響を最も受けにくい部位が外側であると推測される.そのため指腹部を細区分してSWTを実施し,判定部位を重複神経の影響を受けにくいと考える固有指神経領域の外側とすることが,片側性指神経損傷の有無を判断する有用な方法と考える. |