| 発行年度 |
2019年度 |
| 巻名-号名 |
第 12 巻 - 4 号 |
| 筆頭著者 |
竹厚和美 四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター |
| 共同著者 |
竹田絵理子
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
伊川真実
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
吉村礼子
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
加藤真里
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
平瀬雄一
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
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| タイトル |
PIP関節人工関節掌側アプローチの治療成績―PIP関節側屈・屈曲拘縮予防に着目したセラピィの工夫― |
| 要約 |
我々のPIP関節変形性関節症に対するINTEGRA-Silicone人工指関節®を用いた掌側アプローチの術後成績は,疼痛,関節可動域,arc,握力,DASHとも諸家の報告より良好な結果を得ている.しかし指別にその特徴は異なり,橈側指は尺屈変形,尺側指は屈曲拘縮を残しやすい.これは,橈側指はつまみ動作で尺屈の力が加わりやすく,またシリコンの可橈性により側方動揺性を生じやすいためと考えられる.尺側指は力強い握りで用いられることが多く,安静肢位でも屈曲が大きく創部の瘢痕収縮の影響を受けやすいためと考えられる.側屈変形の予防や側方動揺性の制動に対しては8字装具の装着が有効であり,屈曲拘縮の予防は夜間伸展装具に加え伸筋腱の滑走練習が効果的である.このようにPIP関節人工関節掌側アプローチの後療法では,指別の特徴を捉えた運動指導,装具療法の工夫が必要である. |