| 発行年度 |
2019年度 |
| 巻名-号名 |
第 12 巻 - 4 号 |
| 筆頭著者 |
蓬莱谷耕士 日本ハンドセラピィ学会機能評価委員会ADL班 |
| 共同著者 |
越後歩
日本ハンドセラピィ学会機能評価委員会ADL班
大森みかよ
日本ハンドセラピィ学会機能評価委員会ADL班
阿部薫
日本ハンドセラピィ学会機能評価委員会ADL班
茶木正樹
日本ハンドセラピィ学会機能評価委員会ADL班
畑中康志
日本ハンドセラピィ学会機能評価委員会ADL班
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| タイトル |
手外科疾患におけるADL評価表の開発-第1報--食事評価試案の妥当性および信頼性の検証- |
| 要約 |
日本ハンドセラピィ学会機能評価委員会による手外科疾患における新たなADL評価表の開発経緯について報告した.本評価は,対象を肘関節以遠の疾患とした問診法とし,評価表が順序尺度を持つこと,損傷側を含めた両手の使用状況を反映する両手動作であること,天井効果を緩和することの3点に焦点化した.食事,更衣,排泄,整容,入浴の5領域のうち,食事評価試案から作成を開始した.食事評価試案では,11項目の両手動作に対して,動作の可否のみならず実用性について加点する尺度を作成し,その妥当性と信頼性について検証した.その結果,食事評価試案に用いる順序尺度の併存的妥当性および食事評価試案の信頼性が証明され,急性期におけるADL障害や評価の作成意図を反映する評価指標であることが分かった.今後は,この尺度を用いて食事動作以外のADL動作における妥当性を検証し,手外科疾患における包括的なADL評価の完成を目指す. |