| 要約 |
平成30年10月5日に通知された文部科学省厚生労働省令第四号「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の一部を改正する省令」において,「理学療法評価学」,「作業療法評価学」の科目に「医用画像の評価」が追加され,省令によってセラピストによる医用画像における評価の必要性が明文化された.そこで,本項では,単純レントゲン像の読影におけるセラピストの視点について述べた.セラピストが単純レントゲン像を読影する目的は,セラピィのリスク管理と運動内容の検討,二次障害の予測,予後予測の検討である.単純レントゲン像は骨・関節のみでなく,解剖に照らし合わせることで周囲の軟部組織への影響を検討することも重要である.それにより,拘縮発生を予測し,良好な手の機能を獲得するためのセラピィ戦略を検討する. |