| 発行年度 |
2019年度 |
| 巻名-号名 |
第 12 巻 - 5 号 |
| 筆頭著者 |
杉野達也 鈴鹿中央総合病院 リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
國分直樹
鈴鹿中央総合病院 整形外科
中村優里
鈴鹿中央総合病院 リハビリテーション科
松山優実
鈴鹿中央総合病院 整形外科
稲田均
鈴鹿中央総合病院 整形外科
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| タイトル |
高度不安定性を有する重度肘関節周辺外傷における術後早期運動療法の検討 |
| 要約 |
重度肘関節周辺外傷では早期関節可動域訓練の重要性は示されているが,術後早期は疼痛が強く,疼痛に配慮しない不適切な関節可動域訓練は機能障害の原因となる.当院では疼痛管理を徹底し,疼痛スコアの改善を指標にしながら早期関節可動域訓練を行っておりその成績を報告する.対象は6例6肘で靭帯損傷2例,terrible triad injury2例,経肘頭脱臼骨折2例であった.評価項目は関節可動域,JOA スコア,PREE疼痛を評価した.後療法は術翌日より疼痛・浮腫管理を徹底した患部外訓練,術後1週より自動介助運動,術後3~4週より他動運動を開始し,疼痛スコアの改善を確認しながら可動範囲を拡大した.最終肘関節可動域は屈曲138.8度,伸展-6.6度,平均JOA スコア96.3点,平均PREE疼痛3点,全例で合併症を認めず比較的良好な成績が得られた.肘関節周辺外傷における疼痛管理を徹底した早期関節可動域訓練は,良好な結果が期待できる可能性が考えられた. |