| 発行年度 |
2020年度 |
| 巻名-号名 |
第 13 巻 - 2 号 |
| 筆頭著者 |
白戸力弥 北海道文教大学 人間科学部作業療法学科 |
| 共同著者 |
山中佑香
済生会小樽病院 リハビリテーション室作業療法課
織田崇
済生会小樽病院 整形外科
野坂利也
北海道科学大学 保健医療学部義肢装具学科
小島希望
済生会小樽病院 リハビリテーション室作業療法課
和田卓郎
済生会小樽病院 整形外科
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| タイトル |
前腕切断に対する筋電義手のソケット適合性向上のための一工夫 |
| 要約 |
前腕筋電義手には通常,自己懸垂性をもった顆上支持式ソケットが用いられる.我々は,顆上支持式ソケットを用いたが,断端のしびれの増悪とソケットの不安定性により断端とソケット間の適合性の獲得に難渋した極短断端の前腕切断症例を経験した.この症例に対し,両側支柱付肘ヒンジ継手およびシリコーンライナーとキャッチピン/ロック機構のソケットを適用した.その結果,断端のしびれの軽減と断端とソケット間の良好な安定性と適合性を得ることができ,筋電義手を用いて復職することができた.断端が短く,しびれが残存する前腕切断症例には,両側支柱付肘ヒンジ継手およびシリコーンライナーとキャッチピン/ロック機構のソケットの併用がソケット装着時の快適性や適合性を高めるための選択の一つになると考えられた. |