論文詳細

発行年度 2020年度
巻名-号名 第 13 巻 - 2 号
筆頭著者 杉野達也
鈴鹿中央総合病院 リハビリテーション科
共同著者 國分直樹
鈴鹿中央総合病院 整形外科
中村優里
鈴鹿中央総合病院 リハビリテーション科
松山優実
三重大学大学院医学系研究科 整形外科
稲田均
鈴鹿中央総合病院 整形外科
タイトル 手術治療を要した中手骨・基節骨骨折に対する術後早期運動療法の小経験
要約 基節骨・中手骨骨折は臨床で遭遇する機会の多い骨折であり,不安定型や早期職場復帰希望例では手術を要する.しかし,術後早期は疼痛のため不良肢位となりやすく,効果的な自己訓練ができない症例も多い.当院では髄内釘かロッキングプレートを用いて手術を行った中手骨・基節骨骨折に対し,MP関節屈曲位固定を併用した早期運動療法を行っており,その治療成績を報告する.対象は10例16指で,基節骨8指,中手骨8指であった.評価項目はTAM,握力,DASHを評価した.リハビリテーションは術翌日より手関節軽度背屈・MP関節60度程度屈曲位のギプスシーネ固定,buddy tapingを併用し,ROM訓練を開始した.術後4週での平均TAMは228.3度,DASHは平均14.8点,全例で日常生活に復帰できた.症例数が少なくさらなる検討を要するが,MP関節屈曲位固定を併用した中手骨・基節骨骨折に対する術後早期運動療法は早期より可動域の回復と疼痛の軽減を認め,有用である可能性が考えられた.
論文詳細は学会会員のみ閲覧可能です.会員の方はログインください.

 Please Wait ...