| 発行年度 |
2020年度 |
| 巻名-号名 |
第 13 巻 - 2 号 |
| 筆頭著者 |
林寛敏 愛野記念病院 手外科センター |
| 共同著者 |
田崎和幸
愛野記念病院 手外科センター
野中信宏
愛野記念病院 手外科センター
山田玄太
愛野記念病院 手外科センター
坂本竜弥
愛野記念病院 手外科センター
岩永祐一
愛野記念病院 手外科センター
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| タイトル |
ブシャール結節に対する人工関節置換術術後のPIP関節伸展可動域の経時的調査 |
| 要約 |
本研究では,表面置換型(掌側アプローチ)の人工関節置換術を行ったブシャール結節術後セラピィ症例のPIP関節伸展可動域に着目し,その経時的変化を調査した.対象は平均年齢64.8歳の12症例15指とし,調査項目をPIP関節自動伸展可動域,他動伸展可動域として,術後2週,術後4週,術後8週,術後12週を比較した.結果は,PIP関節自動伸展可動域は経時的に低下し,術後8週に有意な低下を認めた(p<0.05).他動伸展可動域も経時的な低下を示して屈曲拘縮の出現を複数症例に認めたが,統計学的な差は認めなかった.術前の長期のPIP関節可動域制限で指伸展機構の癒着や組織変容していた可能性や,退院後の伸展訓練不足,屈曲優位での手の使用による伸展可動域の低下ではないかと考えた.自動伸展可動域の低下は,他動伸展可動域の低下も招きやすく,経時的な低下傾向にある症例は長期間のフォローアップが必要である. |