| 発行年度 |
2020年度 |
| 巻名-号名 |
第 13 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
山家恭平 地方独立行政法人徳島県鳴門病院 リハビリテーション技術科 |
| 共同著者 |
日々野直仁
地方独立行政法人徳島県鳴門病院 手の外科センター
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| タイトル |
Midrange active motionの有用性に関する検討-超音波検査装置を用いた深指屈筋腱滑走距離の比較- |
| 要約 |
屈筋腱縫合術後の早期自動屈曲法の一つに,Midrange active motion(以下MAM)があり,腱滑走抵抗の少ない範囲で手指自動屈曲を行うことで,安全に縫合腱の近位滑走を促すことができる.しかし,その一方で,MAMの腱滑走距離に関する有用性について十分に明らかにされていない.腱滑走抵抗が急増するMAM~Fistの屈筋腱滑走距離と比較することで,MAMの有用性を証明することが可能となる.そこで本研究では,超音波検査装置を用い,MAMまたはMAM~Fistにおける屈筋腱滑走距離を比較することで,MAMの有用性を検討した.結果より,MAMはMAM~Fistより,屈筋腱滑走距離の有意な増加が認められた.MAMはMAM~Fistと比較して多くの腱滑走距離が得られたことから,屈筋腱滑走を促進する方法として有用であり,屈筋腱縫合術後の治療法として安全かつ効果的に活用できる可能性がある. |