| 発行年度 |
2020年度 |
| 巻名-号名 |
第 13 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
長南行浩 札幌医療リハビリ専門学校 作業療法学科夜間部 |
| 共同著者 |
越後歩
札幌徳洲会病院 整形外科外傷センター
成田隼也
札幌徳洲会病院 整形外科外傷センター
浅井靖彦
東区役所前整形外科 リハビリテーション科
磯貝哲
札幌禎心会病院 整形外科
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| タイトル |
Relative motion splintを使用した矢状索損傷術後のハンドセラピィ |
| 要約 |
伸筋腱矢状索損傷術後の5症例に対し,relative motion splintを使用してハンドセラピィを実施した.術後1週以内にrelative motion splintを作成し,指関節の等張性自動屈曲伸展運動を開始した.術後5週でrelative motion splintを終了し,術後12週で制限解除とした.伸筋腱の脱臼は生じていなかった.%TAMは術後1か月では81%,術後3か月では99%,最終評価時は100%であった.DASHは術後3か月で平均2.3点であった.術後早期から良好な%TAMを獲得できた理由としては,relative motion splintを用いて制限下の自動運動を実施することにより,縫合部周囲での腱癒着やMP関節の伸展拘縮を予防できたためであると考えられる.また,本法の利点としてはスプリントの形状がコンパクトであり,従来よりも患者にかかる負担が少ないことである. |