| 発行年度 |
2020年度 |
| 巻名-号名 |
第 13 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
山田玄太 愛野記念病院 手外科センター |
| 共同著者 |
田崎和幸
愛野記念病院 手外科センター
野中信宏
愛野記念病院 手外科センター
坂本竜弥
愛野記念病院 手外科センター
油井栄樹
愛野記念病院 手外科センター
林寛敏
愛野記念病院 手外科センター
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| タイトル |
スプリント療法の効果とその適応-Screw Splintの検討- |
| 要約 |
スプリント療法は,ハンドセラピィに必要な治療手段であり,その有効性を検討することは重要な課題である.本研究ではPIP関節屈曲拘縮に対して矯正用で用いられるScrew Splintの効果と適応を検討した.対象は171例239指とし,Screw Splint使用前後のPIP関節他動伸展不足角度から改善率を算出し,改善を示した期間を効果期間として調査した.また,複合組織損傷・手指骨折・指屈筋腱腱鞘炎・外傷性拘縮手の疾患別4群と示指・中指・環指・小指の指別4群に分け比較した.結果は,全対象例は改善率60.5%,効果期間6.2週であった.疾患別では、改善率に有意差はなく,効果期間で手指骨折7.4週と外傷性拘縮手7.1週が指屈筋腱腱鞘炎4.8週より有意に長かった(p<0.05).外傷の有無が効果期間に影響することが考えられた.指別では,改善率で示指70.2%が小指49.3%より有意に改善しており(p<0.05),効果期間には有意差はなかった.指長の違いやADLで使用する機能的役割の違いがPIP関節屈曲拘縮の改善に影響することが考えられた. |