| 発行年度 |
2020年度 |
| 巻名-号名 |
第 13 巻 - 4 号 |
| 筆頭著者 |
内屋純 岐阜県総合医療センター 中央リハビリテーション部 |
| 共同著者 |
林浩之
星城大学 リハビリテーション学部
成田みちる
岐阜県総合医療センター 中央リハビリテーション部
野原麻里江
岐阜大学医学部附属病院 リハビリテーション部
桝田臣弘
岐阜大学医学部附属病院 リハビリテーション部
横井達夫
岐阜県総合医療センター 整形外科
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| タイトル |
手外科疾患患者の患者立脚型評価に関与する身体機能および精神心理機能に関する研究 |
| 要約 |
本研究の目的は,患者立脚型評価としてDisabilities of the Arm, Shoulder and Hand The JSSH Version(以下,DASH)を用い,DASH点数に身体機能および精神心理機能のどの要素が関与するのかを明らかにすることであった.手外科疾患を有し,ハンドセラピィ実施中から終了後6か月未満の患者60名を対象とした.身体機能に関する項目として,両側の手機能,巧緻性,握力,ピンチ力,上肢・手指の自動関節可動域(以下,ROM),感覚,疼痛を選択した.精神心理機能に関する項目として,抑うつ状態,不安状態,精神的健康状態,認知機能,実行機能を選択し,検査測定を行った.得られた結果から重回帰分析を実施し,DASH点数に関与する機能を探索した.その結果,DASH点数に関与する項目は,左母指の総自動運動(以下,TAM),疼痛,精神的健康状態であった.DASH点数には身体機能の他に精神的健康状態が関与することが示唆された.ハンドセラピィでは身体機能に加えて精神心理機能にも着目すべきである. |