論文詳細

発行年度 2021年度
巻名-号名 第 14 巻 - 1 号
筆頭著者 安部幸雄
済生会下関総合病院 整形外科
共同著者 髙橋洋平
済生会下関総合病院 整形外科
椙田芳徳
済生会下関総合病院 リハビリテーション科
タイトル 手外科手術における術後早期のハンドセラピィ導入のキーポイント
要約 手外科手術の成功のカギは正確な診断と適切な手術,そして良質なハンドセラピィにある.早期にハンドセラピィを導入するには工夫が欠かせない.今回,当科での試みについて述べる.1)橈骨遠位端骨折:プレート固定と鏡視下手術を行い術翌日より外固定を除去する.合併する三角線維軟骨複合体(TFCC)断裂は尺骨小窩断裂以外の外傷性断裂は早期予後を左右しない.2)TFCC断裂:実質部は掻爬後1週間,周辺部は縫合後4週間の外固定を行う.さらに病態,縫合法に応じた短縮が可能か?3)屈筋腱断裂:4-0ナイロンループ糸による6 or 8-strandの縫合後,早期自動運動において縫合糸の断裂を経験した.縫合糸を4-0 fiber-wireのループ糸に変更していまだ再断裂はない.4)母指CM関節症:Eaton分類stage 3に鏡視下大菱形骨部分切除,stage 4にWatson変法を行ってきた.術後2~3週でROM訓練を始めるがMP関節の過伸展に注意する.安全かつ効果的な早期のハンドセラピィとは何か?模索している最中である.
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