| 発行年度 |
2021年度 |
| 巻名-号名 |
第 14 巻 - 1 号 |
| 筆頭著者 |
加藤聡美 独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)仙台病院 リハビリテーション部 |
| 共同著者 |
野口京子
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)仙台病院 整形外科
橋本ちひろ
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)仙台病院 整形外科
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| タイトル |
長期透析患者の再発手根管症候群に対する浅指屈筋腱抜去術後のリハビリテーションと術後短期成績 |
| 要約 |
近年,長期透析患者の再発手根管症候群に対し,浅指屈筋腱抜去術が有効であることが報告されているが,術後のリハビリテーションや手の機能の変化については言及されていない.本研究の目的は,術後リハビリテーションによる手の機能の変化やJSSH version of CTS instrument(以下CTSI-JSSH)を用いた術後経過について関節可動域や筋力に着目し検討することとした.対象は浅指屈筋腱抜去術後にリハビリテーションを行い,術後6か月以上の経過観察が可能であった17症例20手とした.評価項目は%TAM,%TPM,握力,側腹つまみ力,CTSI-JSSHを術前,術後6か月で比較・検討した.結果,術後6か月で全評価項目に有意な改善がみられた.術後早期から他動可動域の改善を目指すことは筋力の改善の意味でも意義があると考える.CTSI-JSSHにおいては,術後,機能的状態のスケールにおいて「びんの蓋を開ける」の項目で中等度の制限が残存していた.そのため術後に握力,側腹つまみ力の改善に努めることが必要である. |