論文詳細

発行年度 2021年度
巻名-号名 第 14 巻 - 1 号
筆頭著者 成田大地
JCHO東京高輪病院 リハビリテーション室
共同著者 石井寿枝
JCHO東京高輪病院 リハビリテーション室
東田翔平
JCHO東京高輪病院 リハビリテーション室
タイトル 橈骨遠位端骨折術後患者に対する振動刺激と映像観察法の治療効果
要約 橈骨遠位端骨折(DRF)の術後患者の固定期間に,固定による脳活動性低下を予防するため,腱振動刺激(VS)単独治療と視覚刺激の併用(CO)治療を行った.DRF術後の患者15名を2群に分けて比較を行い,CO治療が疼痛と固定除去後の手の機能改善が有意に観察されるという仮説を立て検証した.治療は,VS群には刺激装置により70-80Hzの振動刺激を実施し,CO群には併用してVirtual reality systemでの手関節運動の映像観察を提供した.手関節固定期間中にアウトカムにDisability Arm Shoulder and Hand(DASH),関節可動域,疼痛VASを用いた.治療の結果,両群ともに改善が得られ,DASH,疼痛に群間差を認めなかった.サンプル数が少数ではあるが,群内比較ではDASHにおいてCO群がより早い時期に変化を示し,疼痛においてより低減する傾向がみられた.本結果から,腱振動刺激に視覚刺激を併用することで,振動刺激による治療効果が増強されることが示唆された.今後は症例数を増やして継続した検討を行いたい.
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