| 発行年度 |
2021年度 |
| 巻名-号名 |
第 14 巻 - 2 号 |
| 筆頭著者 |
髙島広樹 聖マリア病院 リハビリテーション室 |
| 共同著者 |
太島孝也
聖マリア病院 リハビリテーション室
田中孝子
聖マリア病院 リハビリテーション室
神保幸太郎
聖マリア病院 整形外科
吉田史郎
久留米大学 整形外科
吉田健治
筑後市立病院 整形外科
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| タイトル |
手指基節骨骨折に対するLocking Plate固定法後のextension block splintの工夫と課題 |
| 要約 |
手指基節骨骨折に対するLocking Plate固定法(以下LP法)は強固な内固定法であるため,術後は外固定を必要とせず早期運動療法が可能である.しかし,同手術はextensor mechanismに対する影響が大きく,伸筋腱の近位及び遠位滑走訓練のみではPIP関節伸展不全が残存することがある.そこで今回,LP法を施行した6例7指を対象にextension block splint(以下EB-splint)を導入した.結果は,Belskyの評価基準にてExcellent4指,Good3指で,TAMは平均243.6度,PIP関節伸展は平均-8.6度であり,比較的良好な成績であった.EB-splintは手指基節骨骨折に対するLP法のPIP関節伸展不全の予防に一定の効果があったのではないかと考えられる.一方,EB-splintを導入してもPIP関節伸展不全が10度以上であった3指は,受傷時の損傷の程度や,LP法前のPIP関節の拘縮,患者コンプライアンスの問題が影響していた可能性がある. |