| 発行年度 |
2021年度 |
| 巻名-号名 |
第 14 巻 - 2 号 |
| 筆頭著者 |
岸本進太郎 社会医療法人玄真堂かわしまクリニック リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
古江幸博
社会医療法人玄真堂川嶌整形外科病院 整形外科
後藤剛
社会医療法人玄真堂川嶌整形外科病院 整形外科
川嶌眞之
社会医療法人玄真堂川嶌整形外科病院 整形外科
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| タイトル |
橈骨遠位端骨折における3か月後の橈側転位と握力の関係 |
| 要約 |
本調査は,掌側ロッキングプレート固定術を施行した橈骨遠位端骨折患者において,遠位骨片の橈側転位の遺残が握力の回復に影響するかを明らかにすることを目的とした.対象は,2010年1月から2020年10月の期間に,当院で掌側ロッキングプレート固定術を施行し術後3か月まで経過観察可能であった121例(男性29例,女性92例,平均年齢62.7歳)とした.方法は,術後3か月の握力健側比において60%未満のものと,60%以上のものを2群に分類し,交絡因子の影響を除去するため傾向スコアによるマッチングを実施した.マッチングにより抽出された19組について,X線パラメーター(橈側転位量,遺残側転位率)を比較した.結果において,2つのX線パラメーターに有意差はみられず,橈側転位が多少遺残しても握力低下の要因になる可能性は低いものと考えられた. |