| 発行年度 |
2021年度 |
| 巻名-号名 |
第 14 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
田中龍一 医療法人社団協友会越谷誠和病院 リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
高橋里奈
獨協医科大学埼玉医療センター リハビリテーション科
地曵真美
医療法人社団協友会越谷誠和病院 リハビリテーション科
秋山洋輔
獨協医科大学埼玉医療センター リハビリテーション科
木村和正
医療法人社団協友会越谷誠和病院 整形外科
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| タイトル |
石黒法を用いた骨性マレット指症例の罹患指別治療成績 |
| 要約 |
骨性マレット指に施行される石黒法は良好に骨癒合が得られる低侵襲な手術方法であるが,罹患指別で術後手指機能に相違が生じている事を経験する.本研究は,石黒法を施行した骨性マレット指症例23例23指の受傷指を示・中指(橈側指),環・小指(尺側指)の2群に分け,さらに尺側指は治療成績により2群に分け,各々の治療成績と日常生活動作への影響について調査した.その結果,自動DIP関節伸展可動域は尺側指群-13.1°は橈側指群-1.6°に比べ有意に伸展制限が大きく,Hand20得点は尺側指群8.9点は橈側指群2.7点に比べ有意に得点が高かった.Hand20下位項目は力を要す動作や疼痛項目において尺側指群が有意に高値であった.尺側指群の比較では,自・他動PIP関節屈曲可動域は可・不可群が優・良群に対し,低値であった.骨性マレット指の尺側指受傷例の場合には,術後早期からのPIP関節可動域訓練による側索の滑走性向上が日常生活上動作向上に寄与するものと示唆された. |