| 要約 |
Cold intolerance(以下,寒冷不耐性)は,外傷後とくに神経損傷後に多く生じることが報告されている.本研究は,RuijsらによるCISS questionnaireを用い,指節骨および中手骨骨折における寒冷不耐性の発生頻度に関して調査を行った.対象は,神経または血管損傷を除外した51例59指であった.調査項目はCISS questionnaire,DASH,Hand20,%TAMとした.各スコアの平均値は,CISSは14.4,DASHは15.4,Hand20は21.2であった.CISSのスコアが30を上回る症例は,51例中10例で約20%であり,50を上回る症例は,51例中5例で約10%であった.CISSとDASH,Hand20,%TAM,年齢のそれぞれに有意な相関があった.CISS questionnaireは,日常生活における主観的満足度に反映することが示唆された. |