| 発行年度 |
2021年度 |
| 巻名-号名 |
第 14 巻 - 4 号 |
| 筆頭著者 |
越後歩 札幌徳洲会病院 整形外科外傷センター |
| 共同著者 |
井部光滋
札幌徳洲会病院 整形外科外傷センター
成田隼也
札幌徳洲会病院 整形外科外傷センター
仙葉翔登
札幌徳洲会病院 整形外科外傷センター
長南行浩
札幌医療リハビリ専門学校
倉田佳明
札幌徳洲会病院 整形外科外傷センター
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| タイトル |
日本語版寒冷不耐性重症度(Cold Intolerance Symptom Severity)質問表の作成 |
| 要約 |
【背景】Cold intolerance(以下寒冷不耐性)は外傷後の手が寒冷にさらされた際に起こりやすく,日常生活や就労に影響する.Cold Intolerance Symptom Severity質問表(以下CISS)は寒冷不耐性の国際標準的な評価法であるが,日本語版CISSについての報告は少ない.評価の信頼性についての報告はなく,そのカットオフ値については未知である.【目的】日本語版CISS(以下CISS-J)を作成し,カットオフ値および妥当性・信頼性を検討すること.【方法】異文化翻訳ガイドラインに沿って順翻訳,逆翻訳を経てCISS-Jを作成した.冬期(2月)に健常者144名にCISS-Jを実施し,95パーセンタイルよりカットオフ値を算出した.さらに手外傷患者58名に対し,冬期(2月)にCISS-JおよびDASH(JSSH版),Hand20を実施し,CISS-Jの妥当性・信頼性について検証した.【結果】健常者のCISS-Jの平均値は16.2点であり,カットオフ値は50点であった.手外傷患者のCISS-JはDASHおよびHand20と相関し,併存的妥当性が示された.またCISS-Jの内的整合性,再現性は高かった.【結語】CISS-Jは寒冷不耐性の評価に信頼性を持つ. |