論文詳細

発行年度 2021年度
巻名-号名 第 14 巻 - 4 号
筆頭著者 吉川達己
函館五稜郭病院 リハビリテーション科
共同著者 佐藤大樹
函館五稜郭病院 リハビリテーション科
南真依
函館五稜郭病院 リハビリテーション科
中釜郁
函館五稜郭病院 リハビリテーション科
佐藤攻
函館五稜郭病院 整形外科
小枝周平
弘前大学大学院保健学研究科
タイトル 手指の皮膚硬度と静的触覚検査値との関係
要約 ハンドセラピィでは,末梢神経損傷を有する患者に知覚検査を行うことがしばしばある.Semmes Weinstein monofilament test(SWT)は信頼性と妥当性が確認されている静的触覚検査であり,診断および治療効果の判定に有用である.しかし,指の皮膚が硬い者では,健常手であっても検査値が「触覚低下」や「防御知覚低下」の判定を示すことがあり,指の皮膚硬度が検査値に影響を及ぼしている可能性がある.本研究では,手指の皮膚硬度と静的触覚検査値の関係に着目して調査を行った.健常者70名を対象に,Venustronαを使用して示指の皮膚硬度の測定を行ったほか,SWT,static two-point discrimination(s2PD)検査を実施した.本研究の結果,SWT検査値の異常値には年齢と皮膚硬度が関係していることが明らかとなった.年齢は,検査値に影響する因子として以前から知られているが,今回の結果から,SWT検査値は皮膚硬度を考慮した解釈が必要になる可能性が示唆された.
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