論文詳細

発行年度 2016年度
巻名-号名 第 9 巻 - 2 号
筆頭著者 阿部幸一郎
東京手の外科・スポーツ医学研究所
共同著者 宇佐美聡
東京手の外科・スポーツ医学研究所
加藤真努香
東京手の外科・スポーツ医学研究所
向井文哉
東京手の外科・スポーツ医学研究所
野口雅洋
東京手の外科・スポーツ医学研究所
タイトル 絞扼性神経障害のハンドセラピィ
要約 手根管症候群(以下,CTS)を夜間のみ固定した群(固定群)8例11手,夜間固定およびセラピイを施行した群(セラピイ群)8例11手に分けて,初診時と3か月後の握力,つまみ力,しびれと痛み,短母指外転筋の終末潜時,DASH,CTSI-JSSHについて,肘部管症候群(以下,CubTS)7例7肘では,初診時と3か月後の握力,つまみ力,しびれ,DASHについて検討した.CTSの固定群ではしびれが,セラピイ群ではしびれとCTSI-SS,DASHが有意に改善し,CubTSではしびれとDASHが有意に改善した.CTSの固定群よりセラピイ群でより改善が得られたのは,夜間固定効果に加え神経および周囲組織の可動性の改善によるものと考える.CubTSでは3か月という短期間で症状の改善を認め,絞扼部と効果器との距離から神経内外の血流改善によるものであると考える.
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