| 発行年度 |
2022年度 |
| 巻名-号名 |
第 15 巻 - 1 号 |
| 筆頭著者 |
佐伯匡司 医療法人結喜会たぐち整形外科クリニック リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
西村千恵
医療法人結喜会たぐち整形外科クリニック リハビリテーション科
田口麗華
医療法人結喜会たぐち整形外科クリニック リハビリテーション科
田口学
医療法人結喜会たぐち整形外科クリニック 整形外科
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| タイトル |
「動き」をみる運動器エコーの活用 |
| 要約 |
近年,超音波画像診断装置(以下,エコー)の性能が向上し,整形外科領域において腱や靭帯といった浅部組織を詳しく観ることが可能になった.運動器リハビリテーション領域においても徐々に浸透はしているものの,実際にプローブを握って診療に活用しているセラピストはまだ少ない印象である.
以前は,大きなエコーを検査室に置いて,記録された静止画を見て判断してきた.しかし,これでは運動器エコーの威力は半減してしまう.運動器エコーの利点は侵害刺激が無く,リアルタイムにその場で観察できることである.ハンドセラピィにおいて視診,触診,経験に頼った評価などに加え,運動器エコーはこれらの項目を補完する指標の一つとなり得る.運動器エコーは動的評価ができる唯一のツールで,「動かす」ということが重要である.自分でプローブを持ち,プローブを「動かして」観察する,患者に自動運動で「動かして」もらいながら観察を行うことが重要である. |