| 発行年度 |
2016年度 |
| 巻名-号名 |
第 9 巻 - 2 号 |
| 筆頭著者 |
千葉さおり 学校法人弘前城東学園 弘前医療福祉大学 |
| 共同著者 |
尾田敦
弘前大学大学院保健学研究科
及川友和
にしかわ整形外科・手の外科クリニック
一戸一輝
にしかわ整形外科・手の外科クリニック
西川真史
にしかわ整形外科・手の外科クリニック
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| タイトル |
上肢運動器疾患患者における主観的健康統制感の経時的変化 |
| 要約 |
本研究は上肢運動器疾患術後患者の健康統制感を縦断的に調査し,経時的変化について明らかにすることを目的とした.対象は上肢運動器疾患にて手術を施行した患者とし,基本属性と健康統制感について日本語版主観的健康統制感尺度を用いて評価した.分析は,主観的健康統制感について対応のある分散分析を行い,各評価時期における統制感の比率を分析した.加えて,対象者個々のデータから疾患や罹患側,職業との関連を検討した.結果,経時的変化は認めず,統制感の比率も有意ではなかった.しかし,個別データから外傷である母指側副靭帯損傷や腰損傷に統制感の変動を認めた.母指の機能的役割や術後の治療の進め方が関連していると考えられた.本研究からリハビリテーションを継続している間は,改善に対する期待から主観的健康統制感の大きな変化はないこと,疾患特有の受傷機転や罹患側,職業,治療の経過などが関連する可能性が示された. |