| 発行年度 |
2022年度 |
| 巻名-号名 |
第 15 巻 - 2 号 |
| 筆頭著者 |
山中美季 荻窪病院 リハビリテーション室 |
| 共同著者 |
田中芳美
荻窪病院 リハビリテーション室
長谷川夏美
荻窪病院 リハビリテーション室
斎藤和夫
東京家政大学健康科学部 リハビリテーション学科
加藤知行
荻窪病院 整形外科 手外科センター
岡﨑真人
荻窪病院 整形外科 手外科センター
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| タイトル |
橈骨遠位端骨折術後の長母指屈筋腱断裂に対する再建術後ハンドセラピィ調査 |
| 要約 |
本研究は,橈骨遠位端骨折(以下,DRF)に対して掌側ロッキングプレート(以下,VLP)固定術後の長母指屈筋(以下,FPL)腱断裂に対して,FPL腱再建術を実施した高齢者の術後の経過について調査した.対象は,2017年から2020年に他院でVLP固定術を施行し,その後にFPL腱断裂を呈し,当院でFPL腱に対して再建術を施行した4例とした.再建術は,すべて長掌筋腱移植術であった.調査結果は,平均年齢74歳,母指の自動関節可動域は,平均MP関節伸展-15°,屈曲56°,IP関節伸展-2°,屈曲43°であった.Strickland評価では,poor1例,fair3例であったが,治療の満足度は高かった.これは,固定法や高齢などが影響しROMが不良であったが,運動学習理論に応じたアプローチにより,高い満足度を得られる可能性があることが示唆された. |