論文詳細

発行年度 2022年度
巻名-号名 第 15 巻 - 2 号
筆頭著者 堀江翔
金沢大学附属病院 リハビリテーション部
共同著者 小林亜里沙
金沢大学附属病院 リハビリテーション部
西村誠次
金沢大学医薬保健研究域保健学系 リハビリテーション科学領域
多田薫
金沢大学医薬保健研究域医学系
麦井直樹
金沢大学附属病院 リハビリテーション部
八幡徹太郎
金沢大学附属病院 リハビリテーション部
タイトル 自動伸展不足を生じた症例に対する早期制限下自動運動法(ICAM法)の試み-手指伸筋腱皮下断裂(ZoneⅥ)の一例-
要約 早期制限下自動運動法(ICAM法)は,手指伸筋腱の損傷指を非損傷指より伸展位にすることで減張位とするYokeパーツにより早期運動を可能とする手法であるが,本邦での報告は少ない.今回伸筋腱縫合術後に伸展不足を生じた一例に対しICAM法を実施し良好な成績を得た.症例は30歳代の男性で右利きであり,職業は機械のオペレーターであった.左中指伸筋腱の皮下断裂(Zone Ⅵ)に対し縫合術を施行され,術後6日で当院でのハンドセラピィを開始した.初回から中指MP関節に伸展不足があり,MP~DIP関節の屈曲制限も認めた.さらにMP関節の屈曲に伴い伸展不足が悪化傾向にあったため,術後8日よりICAM法を開始した.Yokeパーツとカックアップスプリント下での自動運動を5週,夜間伸展位固定を8週行い,日常生活動作は段階的に許可した.伸展不足の悪化なく可動域は経時的に改善し,最終評価時は%TAMが93%,伸展不足は0°と屈曲制限・伸展不足ともに改善し職場復帰した.
論文詳細は学会会員のみ閲覧可能です.会員の方はログインください.

 Please Wait ...