| 発行年度 |
2022年度 |
| 巻名-号名 |
第 15 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
藤村裕介 医療法人社団おると会浜脇整形外科リハビリセンター リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
伊藤創
医療法人社団おると会浜脇整形外科病院 リハビリテーション科
谷田玲
医療法人社団おると会浜脇整形外科病院 整形外科
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| タイトル |
中手骨骨折術後におけるKnuckle Splint有用性の検討 |
| 要約 |
中手骨骨折における保存療法ではMP関節屈曲位での外固定が一般的であり,一定の効果が報告されている.しかし,手術後の外固定の必要性は一定の見解を得るに至っていない.今回,中手骨骨折術後においてハンドセラピストが作製したKnuckle Splint使用群16例と非使用群16例のセラピィ期間と回数,最終時MP関節自動可動域,術後合併症を比較し,Splintの有用性の調査を行った.使用群ではMP関節屈曲位に設定したSplintを作製し,IP関節の自動運動を指導した.MP関節屈曲角度は最低70°を目標とし,疼痛などで屈曲困難な症例は徐々に角度を増大した.非使用群ではシーネ,ギプス固定およびBuddy tapingを症例に合せ適用した.使用群は非使用群と比較し有意にセラピィ回数が少なくMP関節屈曲角度が大きかった.確実にMP関節屈曲保持が可能なSplintは術後においても有用である. |