| 発行年度 |
2023年度 |
| 巻名-号名 |
第 16 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
清永健治 医療法人社団友志会石橋総合病院 リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
海老原佑樹
医療法人社団友志会石橋総合病院 リハビリテーション科
堀井倫子
医療法人社団友志会石橋総合病院 整形外科
萩原秀
医療法人社団友志会石橋総合病院 整形外科
安食孝士
医療法人社団友志会石橋総合病院 整形外科
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| タイトル |
SWTスコアを用いた手根管症候群の術後6か月における知覚予測 |
| 要約 |
Semmes-Weinstein monofilament test(以下SWT)は,感覚検査として信頼性と妥当性を満たす唯一の定量的評価である.我々はこれまでSWTを定量化し,対象領域が青(3.61)より低値となればADLには支障を及ぼさないであろうという基準値を設定して様々な報告をしてきた.今回我々は,SWTを用いた手根管症候群(以下CTS)の術後知覚を簡便に予後予測することを目的に,術後6か月時点でのSWTスコアの基準値達成の有無について術前スコアに着目しカットオフ値の検討を行った.当院にて鏡視下手根管解放術を施行したCTS症例55例を対象とし,術後6か月時点で基準値に達成した群と未達成群に分け,未達成群の術前スコアを元にROC曲線とYouden indexを用いてカットオフ値を算出した.結果,術前スコアが23点以上となると術後6か月時点で基準値に達しない可能性が示された.本研究により明らかとなったカットオフ値は,CTS術後の予後予測の簡便さに繋がる重要な知見であると考えられた. |