| 発行年度 |
2016年度 |
| 巻名-号名 |
第 9 巻 - 1 号 |
| 筆頭著者 |
秋山 洋輔 獨協医科大学越谷病院 リハビリテーションセンター |
| 共同著者 |
佐野和史
獨協医科大学越谷病院 整形外科
高橋里奈
獨協医科大学越谷病院 リハビリテーションセンター
木村和正
越谷誠和病院 整形外科
鈴木龍一
越谷誠和病院 リハビリテーション科
大関覚
獨協医科大学越谷病院 整形外科
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| タイトル |
Camitz法による母指対立再建後の後療法とその治療成績 |
| 要約 |
千根管症候群における母指対立再建後の後療法とその成績について報告する.母指対立障害を伴う手根管症候群に対してCamitz法を施行し追跡調査が可能であった11例12手(男性2例3手,女性9例9手.平均65歳)を対象とした.後療法は術後3週間の外固定後に開始.手関節掌背屈運動を組み合わせた対立運動練習を行った.結果,Kapandji test, 掌側外転角,爪対向角が長期に渡り経時的に改善し,これに伴いDASH scoreの改善を認めた.一方で握力・ピンチカは術後一時的に低下し最終経過観察時には全例術前を上回った.これらにより術後の患者満足度においては対立動作獲得が重要である一方で握力・ピンチカの改善は大きく関与しないことが示唆された.なお,手関節掌背屈を基盤とする本法は腱固定効果により,十分なexcursionを得て母指は掌側外転し母指屈曲・内転による副運動により母指対立動作を補完することが可能で母指対立運動獲得に有用であったと考える. |