| 発行年度 |
2023年度 |
| 巻名-号名 |
第 16 巻 - 4 号 |
| 筆頭著者 |
中原綾香 大阪市立総合医療センター リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
日高典昭
大阪市立総合医療センター 整形外科
細見僚
大阪公立大学 整形外科
青野勝成
大阪市立総合医療センター リハビリテーション科
金田浩治
大阪市立総合医療センター リハビリテーション科
辻陽平
大阪市立総合医療センター リハビリテーション科
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| タイトル |
リウマチ手変形進行例に対するStrengthening and Stretching for Rheumatoid Arthritis of the Hand(SARAH)の有用性 |
| 要約 |
【背景・目的】SARAHは,RAの手の機能向上に効果的であることが報告されているが,変形進行例に適用した報告はほとんどない.手関節や手指の変形が進行したRA患者に対するSARAHの効果を検証した.【対象・方法】服薬によりRAのコントロールが安定しているSteinbrocker分類StageⅢ2例,Ⅳ4例を対象とした.中村らの論文に準じた12週間のホームエクササイズと, 6回の外来により実施状況を確認した.プログラム開始時と終了時の左右の握力,Hand20,HAQ,DAS28CRP,疼痛(VAS)を比較検討した.【結果】Hand20は6例中5例で改善,1例で悪化し,統計学的に有意な改善を認めた.悪化した1例は,疾患活動性が上昇し痛みにより継続困難となった.左右の握力・HAQ・DAS28CRP・VASに有意差は認めなかった.【結論】変形進行例に対してSARAHを実施しても手の実用性を向上させ得ることがわかった.患者のモチベーションを向上させ,疼痛に対処できるようセルフマネジメント能力の習得を促すことが,
SARAHの継続に重要である. |