論文詳細

発行年度 2016年度
巻名-号名 第 9 巻 - 1 号
筆頭著者 吉村礼子
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
共同著者 伊川真実
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
竹田絵里子
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
戸田千里
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
平良貴志
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
タイトル de Quervain病におけるキネシオテーピング療法の有用性について
要約 キネシオテーピング療法(以下:KT)とは1980年にキネシオロジー(人体運動機能学)の理論を基にキネシオテープというKT専用の伸縮性テープ(以下:KT®)によるテーピング法として開発したものである.今回, de Quervain病3例に対してKT®を用いた治療を行ったことにより,疼痛が改善した例を経験したので若干の考察を加え報告する.KTの治療と自己管理を指導した3症例は程度の差があるものの,最終経過観察時の運動時痛VAS, ROM, DASHは初診時に比べると改善がみられた.最終経過観察時の運動時痛VASが著明に改善した症例1,症例2と,改善が軽度であった症例3を比較するとKT®装着直後の運動時痛VAS改善度と腱弾発現象の有無とに差がみられた.腱弾発現象のない2症例は運動時痛VASが著明に改善したが,腱弾発現象のある1例の改善は軽度であった.腱弾発現象のないde Quervain病に対してKTが有効である可能性が示唆された.
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