論文詳細

発行年度 2016年度
巻名-号名 第 9 巻 - 1 号
筆頭著者 笹原寛
済生会山形済生病院 リハビリテーション部
共同著者 遠藤珠美
済生会山形済生病院 リハビリテーション部
大瀧亮二
済生会山形済生病院 リハビリテーション部
タイトル PIP関節掌側板剥離骨折のsplintと早期運動を併用した治療
要約 当院におけるPIP関節剥離骨折に対するPIP関節伸展ブロックスプリントと早期運動を併用した治療の有効性について検討した.対象は脱臼整復位困難例と1㎜超の関節内骨折例を除く34例で,スプリント除去時と治療終了時の手指機能およびADLについて調査し,諸家の報告と比較検討した.スプリント装着期間は平均22.7±7.1日,通院治療期間は平均29.4±15.7日であった.PIP関節の屈曲可動域は治療開始から3週で,伸展は4週で良好に拡大した.痛みの遺残はなく, ADLに支障を来した例はなかった.仕事は全例3週までに復帰し,スポーツは3週でテーピング下に復帰または6週で復帰していた. Gaineらの機能評価ではExcellent 25例 Good9例で, FairとPoor例はなかった.当院では患者の通院負担を軽減するため比較的短期間で通院治療を終了しているが,諸家の報告と同様の機能改善が得られていた.また,本法の利点としては受傷指単独で治療が出来ることから隣接指への影響が少ない事が挙げられた.
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