| 発行年度 |
2016年度 |
| 巻名-号名 |
第 9 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
稲垣慶之 名古屋掖済会病院 リハビリテーション科 |
| 共同著者 |
桂理
服部整形外科皮フ科
飯塚照史
星城大学 リハビリテーション学部
服部順和
名古屋掖済会病院 リハビリテーション科
渡邉健太郎
名古屋掖済会病院 整形外科・リウマチ科
|
| タイトル |
橈骨遠位端骨折手術例におけるセラピィ終了時期に影響を及ぼす要因について |
| 要約 |
当院では,平成18年より術後6週間での社会復帰を目標とした橈骨遠位端骨折術後ハンドセラピィパスを用いた後療法を開始し,以降ダーツスロー運動訓練やタオル絞り訓練を追加してきた.しかし,セラピィ終了時期には個人差があり治療期間が遷延する症例が散見される.本研究の目的は,関節可動域や握力がセラピィ終了時期に与える影響を明らかにすることである.対象は当院で治療を行った橈骨遠位端骨折127例127手で,44日以内で終了した68例をA群,45~59日で終了した30例をB群,60日以降に終了した29例をC群とし比較検討を行った.検討項目は,年齢,性別,利き手損傷率,骨折型,経時的な手関節・前腕可動域,握力とし,3群間で比較した.セラピイ終了時期に影響を与える要因として掌屈可動域制限と握力低下が挙げられ,その背景には患者因子としてAO分類C3が影響していることが考えられた. |