| 発行年度 |
2016年度 |
| 巻名-号名 |
第 9 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
二之宮篤子 JA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院 作業療法科 |
| 共同著者 |
大森由望
JA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院 作業療法科
林正春
JA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院 作業療法科
奥村修也
聖隷浜松病院 リハビリテーション部
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| タイトル |
関節リウマチ患者における疾患活動性と巧緻性の関係 |
| 要約 |
本研究の目的は,関節リウマチ(以下,RA)症例の疾患活動性と巧緻性の関係について分析することである.対象は頸椎・上肢の整形外科既往歴,麻痺症状,認知機能障害,母指・示指の各関節で側方偏位変形のないRA症例34名(平均年齢64.4(38-80歳),平均罹病年数8.2(0-22年))とした.RA疾患活動性評価値に基づいて34名を疾患活動性抑制群と非抑制群に分類し,指腹つまみ力・側腹つまみ力・STEF得点についてMann-WhitneyのU検定を行った(p<0.05).非抑制群では,つまみ力とSTEF合計得点,STEF検査1・3・6・9の得点で有意に低下が見られた.一方,両手ともに有意差が見られなかっだのはSTEF検査8・10であった.今回の結果から,手指の側方偏位変形がなくても疾患活動性が抑制されていないRA症例ではつまみ力低下や巧緻性低下を来す傾向が示された.またSTEF検査8・10のように小物品の持ち替え課題では,疾患活動性に関係なく巧緻動作の困難な症例がいることが伺えた. |