| 発行年度 |
2017年度 |
| 巻名-号名 |
第 10 巻 - 3 号 |
| 筆頭著者 |
岸本進太郎 社会医療法人玄真堂川嶌整形外科病院 リハビリテーション部 |
| 共同著者 |
古江幸博
社会医療法人玄真堂川嶌整形外科病院 整形外科
後藤剛
社会医療法人玄真堂川嶌整形外科病院 整形外科
杉木知武
社会医療法人玄真堂川嶌整形外科病院 リハビリテーション部
川嶌眞之
社会医療法人玄真堂川嶌整形外科病院 整形外科
|
| タイトル |
骨性マレット指の術後成績についての検討 |
| 要約 |
骨性マレット指に対する石黒法は,優れた最小侵襲手術として良好な成績が報告されている.一方,ハンドセラピィにおいては,DIP関節のextension lagの残存や骨片の再転位をきたし治療に難渋することも少なくない.今回,当院にて石黒法を施行した29例29指の術後成績を調査し,成績に影響する要因について検討した.最終診察時のDIP関節可動域は平均49.7°,extension lagは平均10.4°,蟹江の評価基準は,優11指,良3指,可9指,不可6指であった.自験例では成績に影響する要因として,年齢,鋼線固定によるDIP関節の屈曲角度,内固定期間中のPIP関節過伸展の発生が考えられた.術後のPIP関節過伸展の発生には,DIP関節の屈曲角度が影響しているものと思われた.石黒法後,PIP関節の過伸展が認められるものでは,PIP関節を軽度屈曲位に固定し,指伸筋腱機構を末梢方向に移動させ側索を弛緩させた状態にする必要があると考える. |